Translate

2013年7月10日水曜日

救急車に乗りました

辛坊さんが言った「日本人でよかった」と私も心から思いました
救急車がすぐ来て、すぐ病院、すぐ診察、こんないい国ほかに無いでしょう
朝起きて少ししたら、世界がぐるぐる回りだしました
船酔いに襲われた様になり、すごい吐き気
タクシーを呼ぼうと思ったのですが、ついに立てなくなりました
うちは階段で3階なので、きっと下まで降りられないと思い
もうこれしかない、という状態で救急車を呼ばせていただきました

ほんとうにありがたい、感謝感謝です
日本の救急車はクールジャパンです、世界に誇ってください

高校生の子供に119に電話をしてもらうと
住所、氏名、年齢、症状、階段しかないと言うと、私の体重と身長も聞かれました
本当にすぐ来てくれました
救急隊員3人で、シートにくるんで、下まで降ろしてくれました
気がつくと外にいました、朝日がまぶしかったです

しかし、救急車に乗ってからが隊員の人の苦労のはじまりです
搬送先が決まるまで動けないのです
救急隊員は病院に電話をして
「申し訳ないですが」とか「搬送してもよろしいでしょうか」とか
敬語、謙譲語を駆使して、病院に受け入れてくれるようにお願いをするのです
埼玉県では10の病院を断られるのが普通だ
という番組を見たばかりだったので、心配しましたが
私は大きい病院の診察券があったので、そこにすぐ決まりました

しかしそれでも、病院から「ベッドが空いていないので、入院はできませんよ」
ときつく言われたり、「診察時間になるまで来ないでください」とも言われました
病院の電話オペレーターの上から目線、高飛車な態度はゼウス級でした
(ゼウスは神々の頂点にいる神です)
それでも隊員の人はお礼を言い、辛抱強く、丁寧に応対していました
本当にありがたかったです

でも救急車ってなんでこんなに立場が弱いのでしょう
困窮してワラにもすがるような人を助けているのに
(そういう人ばかりではない事は知っていますが)
なんとか改善できないのでしょうか
ネットで病院にすぐアクセスできるようにするとかねえ・・・
なんか、ゼウスと話している時間が無駄だと思うのだけれど

しかし病院に着くとすぐに医師が診てくれて
診るなり「入院ね」と言ったのですが
はじめに言われていたとおり、ベッドがありません
私はとにかく診察してもらえばよかったので、ここに来たのですが
裏ではかなりもめているようでした
私はなんとか頭を動かして救急隊員に「ありがとうございました」
と言いましたが、隊員の人は厳しい顔で「まだだから」と言います
この時点では、他の病院に搬送し直さないといけない状態のようでした
またいちから、病院を探すのは本当に大変です
しばらくして医師が
「こんななんだからしょうがないでしょ」と叫んで
入院が決まり、すぐに点滴がはじまりました
私はこの先生のお陰で完治しました、たらい回しになってたら治らなかっただろうな

私をやっとストレッチャーから降ろして
隊員はやっと次の任務に向かうことができました
待っている間、若い隊員の方がかわいい看護婦さんに見とれているのが
ほほえましかったです

ちなみにニュージーランドでは、患者が病院に行かれなくても
適切なアドバイスがうけられる遠隔医療システムを2014年から国が運用することが
ニュージーランドの保健省から発表されました
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.nzdoctor.co.nz/un-doctored/2013/september-2013/11/health-advice-going-high-tech.aspx&prev=/search%3Fq%3DNew%2Bzealand%2Bnew%2Btelehealth%2Bsystem%2Bin%2B2014%26biw%3D1092%26bih%3D483
患者はインターネット、スマートフォン、電話、電子メールなどから
健康やケガのアドバイス、薬剤師のアドバイスを受ける事ができるようになります
今までもこれらのシステムはあったが、もっと便利になるという
このシステムのお陰で、救急部門の負担と経費を減らす事ができるという

書き足し:2014年2月2日のニュースです
神奈川県で、タブレットを使って、救急車が病院を検索できるシステムの開発に着手
27年度(2015年)から運用予定、NHKニュースです
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140201/k10014942691000.html
遅い!こどもが進研ゼミからタブレットをもらう時代なんですよ

0 件のコメント: