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2014年2月11日火曜日

非結核性抗酸菌症に貧血は大敵

埼玉県の病院で634人のMAC患者を調査した結果です
英語の記事には必ず、HIV感染していない患者の、と書かれています
平均年齢は68.9歳
追跡期間は平均4.7年
気管支拡張型・・・76%
線維空洞型・・・・・16.6%
その両方・・・・・・・4.7%

初めの治療・・・・観察及び1剤治療   75.6%
           2~5剤治療      20.7%
初めの治療の違いはその後の経過に影響はなかった

貧血、低アルブミン血症、赤血球沈降速度50mm/h
は症状悪化の原因でした
http://www.atsjournals.org/doi/abs/10.1164/rccm.201107-1203OC#.UvmVwPl_uSo
低アルブミン血症は栄養不良と深く関連していると言われています
ご飯いっぱい食べましょう
ビタミンCは鉄の吸収を助けるので、果物野菜は必須です

テレビで見たのですが、肝臓が悪い人は、鉄分を取りすぎるとよくないそうです
健康食品のウコン、アガリスク、クロレラも鉄分が多いそうです
こちら日本の病院のサイトに書かれています
http://www.dr-maehashi.jp/nikki/back/009-nikki.html

鉄分の吸収はお茶に阻害される、と言います
では、鉄摂取後に、お茶、水、ルイボスティーを飲んで
鉄がどれくらい吸収されるか、という実験があります
お茶1.7%、水9.34%、ルイボスティー7.26%でした
鉄を摂取する前後1時間はお茶類は飲まないように、と鉄剤には書かれています
しかし、ルイボスティーには少量の、鉄、マグネシウム、ナトリウム、カリウムが
含まれていることが知られています
つまり、なんでも同じものの摂り過ぎはよくない、ということですね

しかし海外では、鉄分の摂り過ぎでおこる病気の患者が数百万人もいるそうです
肉を多く食べるから、というよりは、その病気の遺伝子があるそうです

貧血はがんを引き起こすともいいます。
貧血になれば、栄養と酵素の運搬に支障がでます。
細胞内の栄養が不足するこで、新陳代謝が滞り、外部からの攻撃に弱くなって
細胞内が傷つきがん化しやすくなる、というのです。

貧血の原因の70%は、鉄分の不足でおこっているといいます。
赤血球を作るのに欠かせないのは「葉素」
そしてそれを助けるのはビタミンB12です。
これらの不足も貧血に関与しています。

関連記事:貧血を治すのは骨だった
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/03/blog-post_11.html
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