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2014年3月7日金曜日

免疫力をあげる水(プラズマ乳酸菌)

ペットボトルに「うがい、手洗い、プラズマ乳酸菌」
と書いてあるので、買って飲んでみました
この乳酸菌は、免疫細胞を働かせる
「pDC」という物質を活性化させて、ウイルスに効果があるそうです

インフルエンザに対する効果も実証されている、といいます
http://www.kirin.co.jp/company/rd/result/report/report_016.html
このメーカーのホームページです


味は、ポカリスエットを水で
薄めたような薄い味がします
この水は暖めてはいけません
カルピスを入れて飲んでみましたが
普通にカルピスでした
下に粉状のものが沈んでいるので
良く振って飲むように
と書かれています
そして開封後は
すぐに飲んでください、とのこと

抗生物質を飲む水にはしないでください
乳酸菌も殺菌してしまいますから
抗生物質を飲んでから2時間後に
飲んでください
詳しくは商品のホームページで
http://www.health.kirin.co.jp/rd/laboratory/plasma/power.html#point2
この乳酸菌は昔から自然界にある、チーズなどを作ってきた乳酸菌だそうです
JCM5805株といいます

ウイルスのない時には休んでいる「pDC」をいつでも活性化させよう
という発想で作られた水です
ウイルスの無いときにこれを活性化させると、免疫力をあげる
と、このメーカーのサイトでは書かれています

この乳酸菌が活性化させる「pDC」とはPlasmacytoid Dendritic cellの略です
形質細胞様樹状細胞、と訳されるようです
この細胞が、細菌に対して、最初の防御をすることが最近わかったといいます
(理化学研究所の研究から)
この研究から、新しい病気の治療法ができることが期待されています
しかしこの物質の働きについても、議論の最中、というのが
こちらの医学サイトに書かれています
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20193017&prev=/search?q%3Dplasmacytoid%2Bdendritic%2Bcell%26biw%3D1093%26bih%3D515
ワシントン大学、病理学免疫学
「pDC」を常に活性化させることが、本当にいいことなのか?
ウイルスが無い状態での活性化は、自己免疫疾患を起こす
可能性があるかもしれないそうです
そして、「寛容」(tolerance)という言葉があるのですが
これは、薬やウイルスに対して反応しなくなることです
「pDC」の常時の活性化は寛容を発生させはしないのか?
免疫と寛容のバランスが微妙なようです

この「pDC」が免疫にどのように関係しているかというと
「pDC」はウイルスが体内に入ると、インターフェロンを大量に出します
(インターフェロンは体内で細菌やガン細胞などの異物の侵入に反応して
 細胞が分泌するたんぱく質で、抗がん剤として活用されています) 
インターフェロンは免疫を担当する細胞を活性化させ
ウイルスを攻撃します

さて「pDC」はいつでも活性化させてもいいのか?
もっと研究がすすむといいですね
まだまだ体の中は未知の世界です

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