Translate

2014年6月18日水曜日

1日1食は体に悪い、南雲ダイエットで不健康になる

海外では、食べないだけのダイエットの危険性が社会問題になっていますので、
1日1食の危険性に関する研究はたくさんあります。
血圧があがり、代謝が落ち、脂肪がついて、血糖値があがる。
免疫系統がうまく働かなくなることから、喘息のように、
免疫を抑えた方がいい病気には、効果がある、と言われています。
(The Journal of Inflammation 炎症に関するジャーナル掲載)

2012年の早稲田大学のネズミの実験では
1日1回のネズミの方が、1日2回の食事を与えたネズミより体重が多くなった
と言います。
研究者は、遺伝子の24時間周期に関係しているのではないか、と考えている。
消化を司るさまざまな遺伝子が、この24時間周期に強く関連していると
日本の研究者は考えている。
そして、これは人間にもあてはまるのではないか、と言う。

また「臨床栄養のアメリカジャーナル」に掲載された研究では
正常体重の中年で1日1食の人は、1日3食の人より
血圧が高く、血糖値も高かった、という。
http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=http://healthyeating.sfgate.com/negative-effects-eating-one-meal-day-3296.html&prev=/search%3Fq%3Deating%2Bone%2Bmeal%2Ba%2Bday%2Bfor%2Bhealth%26safe%3Dactive%26nord%3D1%26rlz%3D1C2LENN_enJP530JP531%26biw%3D1093%26bih%3D515

また「臨床栄養のアメリカジャーナル」2007年4月に掲載された研究では
1日1食は、血中コレステロールを上昇させた、
さらにコルチゾールを減少させた。
コルチゾールは、抗炎症作用があり、栄養の代謝に欠かせない成分ですので、
1日1食は、長期的には、ゆっくりと代謝を悪くして、減量を妨げるようになります。

マストリヒト大学の研究では、1日食事を少なく4回摂ると、
肥満のリスクを45%削減できた。
オランダの研究では、朝食を抜く人は肥満になる確率が、そうでない人の5倍だという。

2014年9月14日の「健康カプセル!ゲンキの時間」という番組では、
1日の総カロリーが少なくても太ってしまった人に、肥満外来をしている医師が指導。
カロリーが少ないと体が「ため込みモード」になってしまう、と言います。
脳はエネルギーが足りないと、エネルギーをため込むように指示します。
エネルギーの足りない生活を長く続けていると、
体が「ため込みモード」になってしまって、
少しづつ太る体質になる、と言っていました。
そして、朝食はバランスよく食べましょう、と言っていました。

「あさイチ」という番組では、過度のダイエットは、冷え性を悪化させる、と言っていました。
ダイエットでエネルギーが不足すると、熱を少しでも逃がさないように、
体は手足の血管を引き締めます。血流が悪くなって手足が冷えるのだそうです。