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2015年5月9日土曜日

職場いじめ、加害者はどう思ってイジメをしているのか

近所の町工場での騒ぎに巻き込まれて、私はその仲介に入るハメになりました。
その時、イジメをしていた男が言ったことを書きます。
これがイジメをしている人達の本心なのだと思います。

イジメをしていたのは、Aという40代の自称まじめな男性。
普通にしていたら、おとなしい人に見えます。
イジメられていたのは、Bさんという50代の心的障害を持った男性。
私はBさんとは、道で会えば挨拶をしていました。
Bさんはバス通りのど真ん中を自転車で走ったりしています。

AがBさんに暴力をふるっていたので
私は「なにしてるの、警察を呼びますよ」と言いました。
するとAはびっくりしたのでしょう(バレないと思っていやっているからこうなります)
逆上して言いました。
「まじめに働いている自分がなんで悪く言われなきゃならないんだ。
 自分はまじめに働いてるのに、この人は怠けてるんだ」
私「この人は障害者なの、できないことがあるの」
A「障害者だってやればできますよ」
私「普通の人みたいにはできません」
A「怠けてるんだから、なぐったっていいんです」
私「そんなことして、いいわけないでしょう」
A「だったら警察呼んでくださいよ」

呼んだら、目撃者がいるんだから、連れて行かれちゃうのにね。
そこまで自分を正しいと信じている姿には唖然としました。
自分は正しいのだから、何をしても許される、
と心の底から信じているのです。
それに、こんな奴には何をしたっていい、というような事を言っていました。
どう考えても異常な考えに取り憑かれているので、
自分が悪い事をしているということに気が付くことはないでしょう。
この人を改心させられる人はいない、と確信しました。
私に意地悪をしていたオバサンも、自分は正しい、と信じているんだろうな、
同類だな、と思いました。

この工場にはほかに2人の男性がいましたが
2人ともBさんが悪いからしょうがない、と言って、止めもしないで見ぬふりをしていました。
そのひとり、Cは以前から工場の前で、
Bさんに怒鳴っているのが近所で有名でしたので、
私は何度がCに「やめなさい」と言ったりしていました。
でもこのCの容姿がとても怖い(ブルドックにそっくり)ので、
係わり合いになりたくないな、とも思っていました。
でも、自分も意地悪おばさんにイジメられた経験もあり、
Bさんを助けてあげたい、と思っていました。

学校で法律について教えてほしいな、とニュースを見るたびに思います。
暴行罪とか、傷害罪についてしっかり教えてほしいものです。
ケンカとか、イジメとかいう言葉で誤魔化している日本って、変な国ですよね。
幸いBさんに怪我はありませんでした。
そこには騒ぎを聞きつけた民生委員の人がいたので、
区役所に相談して、障害者認定を受けさせてあげてください、と頼むことができました。
民生委員の人も「これはもっとひどくなるな」と言っていました。
Bさんは「やめていいの?お金もらえるの?」という感じです。
怒ったりしないのかな、と思います。
イジメはこのような、弱い立場の人がターゲットになります。

この日はたまたまこの工場の前を通ったら、怒鳴る声が聞こえたので、
どうしたのかとのぞいたら、大変なことになっていた、というわけです。

後日スーパーでBさんに会ったのですが、
やはりBさんが悪い、ということで片付けられたようです。
彼は「オレがわるいんだよな」と普通に言っていました。
しかし「もうやられてないよ、ありがとね」とも言っていました。
民生委員の方が、ここの経営者と話し合ってくれたそうです。

民生委員の方がいろいろと世話を焼いてくれているようなので安心しました。
民生委員って大変な仕事なので、今は「なり手」がいなくて社会問題になっています。
よくわかります。
うちにも民生委員の話がきましたが、その時は子どもが小さかったので、
お断りしました。
逆切れされたり、逆恨みされたりもするらしいのです、
子どもがいたら怖くてできません。

自治体でも、もっと民生委員の活動を紹介して、
沢山の人がお世話になっている大事な仕事だ、
と広報活動をしたらいいのに、と思います。
そういえば、中学の入学式に民生委員の人が来賓として前に座っていました。
それぐらいしてあげないと、と思います。

私が職場で、意地悪なオバサンにされた意地悪は、ここに書きました。
関連記事:意地悪なパートのおばさんの嫌がらせ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_74.html
関連記事:職場イジメに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html

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