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2015年6月13日土曜日

R1ヨーグルトは風邪を予防するか

R1ヨーグルトは、ずっと食べていたら、風邪をひかなくなるのでしょうか?
呼吸器に病気のある私は、風邪をひかなくなる可能性があるのなら、
と1年以上は食べています。
で、なぜかずっと風邪のような深刻な症状は出ていません。
通勤の満員電車にも乗るし、仕事でお客さんが目の前で咳をしたりもします。
同じ職場の人が何人も風邪で早退したりもしています。
毎日欠かさず食べている、というわけではありませんが、
周りにも、R1のおかげで風邪をひかないようだ、という人がいます。

そこで明治のホームページを見てみると、
http://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/02/
R1ヨーグルトは、免疫の最前線で感染症と戦うナチュラルキラー細胞(NK細胞)
を元気にするらしいです。
NK細胞はウイルスと戦ってウイルスに感染した細胞を破壊するのです。

テレビでも話題になった、山形県と佐賀県の人での試験では。
山形県の57人、佐賀県の85人で、
半分の人にはR1ヨーグルトを、半分の人には牛乳を摂ってもらいました。
どちらもR1を摂った人の方が、NK細胞も活性化し、風邪もひきにくかった、ということです。
牛乳を飲んだ人を1として、R1を摂った人では風邪をひく人は0.39で、
リスクが下がったことがわかった、といいます。

マウスでの実験ではNK細胞の活性化が確かめられています。
R1を摂取させたマウスでは、インフルエンザに感染後の
生存率がとても高くなっています。
普通のマウスはインフルエンザ感染後8日ほどで全滅してしまうのですが、
R1を食べたマウスでは、40%のマウスが存命しました。
http://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/03/
また、R1を食べたマウスは、感染力のあるウイルスの数が
肺の中で少なくなってたことがわかりました。
また、マウスの脾臓細胞(NK細胞のかたまり)を調べると、
R1を食べたマウスでは、NK細胞が活性化して免疫が高まっていました。

そして今回初めて知ったのは、インフルエンザワクチンの効果を高めることも
人での抗体検査でわかったというのです。
http://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/04/
試験は25歳~59歳の62人に9週間R1を食べた結果です。

これだけの結果では、信憑性が足りないかもしれませんが、
プラセボ効果(信じて飲めば偽の薬も効果が出る)でもいいから、食べています。
私の病気非結核性抗酸菌症では、普通の風邪でも症状が悪化しますし、
病院の先生も診察の終わりに「風邪をひかないようにね」と言います。
今はMERSも心配されていますから、
マスク、手洗いと一緒にこれからも食べてみようかな、と思っています。

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