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2016年5月8日日曜日

韓国加湿器事件

今月になって発覚した、韓国の加湿器に入れた殺菌剤で、
少なくとも95人が犠牲になったというニュース。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/05/reckitt-benckiser-seoul-univ_n_9854268.html
数日前から日本でも大きく報道されています。

韓国は湿度が低いので、日常的に加湿器を使っている家庭が多いのだそうです。
症状は咳が出て、喘息などと診断された人がほとんどだということです。
(私もはじめは喘息って言われました)
亡くなった人は、最後には顔が腫れてしまったということです。
どうみても薬品中毒の状態です。

そしてこの事件が怖いと私が思ったのは、
この製品は99%安全、という表示で売られていた、というところです。
それで、韓国では国の責任も追及されようとしています。
日本は大丈夫なんでしょうか?
99%安全な薬品なんてあるんでしょうか?
私たち消費者が勉強して自衛するしかない、と思います。
生活の中にあふれる化学薬品。
今まで大丈夫だった、とか、みんな使っているから・・・・
これは安全の証拠にはなりません。
韓国でも、この製品はみんな使っていたし、随分前からあったのですから。

今は亡くなったのは95人だけ、という報道ですが、
呼吸器に障害を負った人は大変な数になりそうです。
すでに、普通に走れない子どもが被害者としてテレビに出ていました。
使っていた人たちは、健康にいい、と思って使っていたのですから、
本当に気の毒です。

しかし、掃除が面倒、という理由で使われていた、という話もありますので、
そこはどうなんだろう。

そしてこの薬品には、大学教授のお墨付きがあった、というのが
問題になっています。
この教授はすでに身柄を拘束されていて、
薬品会社からワイロをもらっていたと言われています。
やはり、体にいい化学物質なんてない、と思います。
漂白剤や除菌剤、消臭剤なんかも、安易に使わない方が、
肺を守れるのではないか、というのは私の個人的な意見です。

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